しくじる毎日

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住野よる『また、同じ夢を見ていた』の紹介【小説の感想・解説】

また、同じ夢を見ていた

住野よるさんの小説『また、同じ夢を見ていた』を読み終えました。

『キミスイ』に続く、住野よるさんの2作目の作品です。

「あなたの幸せとは何ですか?」

抽象的で永遠に答えが見つからないかも知れないこの疑問。

この物語から、あなたの幸せの一つの形が見つかるかも知れません。

 

住野よる『また、同じ夢を見ていた』の解説と感想

小学生の少女と個性的な3人の女性たちが紡ぐストーリー

物語の主人公は、小学生の小柳奈ノ花という少女。

学校に友達と呼べる人はいません。親は共働き。いつも歌っているのは「365歩のマーチ」。プライドが高い、とても賢い女の子です。

 

そんな主人公は、物語の中で個性的な3人の女性と出会います。

南さん

廃墟の屋上でリストカットしている所を主人公に見つけられた高校生。

 

アバズレさん

クリーム色のアパートの2階に住む、夜の仕事をしている。

 

おばあちゃん

丘の上の大きな木の家に住む、いつも洋菓子を焼いて主人公を待っている。

 

主人公である小柳奈ノ花は、「幸せとは何かを考える」という国語の授業に取り組み始めるのです。自分より成長した立派な3人の女性から、この問題を小さな頭で答えを導き出そうとしていきます。

 

「幸せとは何か」あなたには答えがありますか?

物語を読んだ感想として、真っ先に伝えたいことがあります。

「様々な形の幸せがあって、そのどれもが素敵」

物語の中には「たくさんの幸せの答え」が詰まっています。あなたの心に染み込んでいく幸せの形が見つかるかもしれません。

 

「やり直したい過去」あなたにはありますか?

物語の登場人物である個性的な女性たちは、それぞれ過去に「やり直したいこと」を持っています。「やり直したいこと」ってある程度成長しないと思いつかないことです。

「幸せとは何か」「諦めずに今を生きること」

物事を素直に考えることがどれだけ大切なのか、物語は教えてくれます。

 

前作『キミスイ』と併せておすすめしたい物語

今回は、住野よる著『また、同じ夢を見ていた』を紹介してきました。

前作『君の膵臓をたべたい』もそうですが、魅力的なヒロインに読者がどんどん引き込まれていく感覚があります。

まだ前作を読んでいない方、今作と併せておススメしたいです。今月末には映画も公開されますよ。

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また、同じ夢を見ていた

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